わきがの原因

ワキガ治療にも様々な種類があり、方法によってメリット、デメリットもそれぞれです。もしあなたがワキガでお悩みなら、まずは自分にあったワキガ治療を見つけましょう。
ワキの下のアポクリン腺から出る分泌物がワキガの原因と言われますが、分泌物自体は無臭です。ただ、それが皮膚の雑菌で分解されると臭いの元になる物質を作るのです。
一般的にワキガになるのは思春期以降と言われますが、これは第二次性徴が認められるころになるとアポクリン腺も発達するためです。
ワキガになりやすい体質としては、ワキの下に毛が多い、肉料理や乳製品が好きなどの他にストレスも大きく作用します。
ワキガ治療で、最も効果的なのは、やはり手術を受けてアポクリン汗腺を取り除いてしまうのが、良いでしょう。手術といっても必ずしも入院は必要ありません。
なお、わきが(ワキガ)の発症する割合には人種によっても大きな違いがあります。中国人は30人に1人、日本人は10人に1人と、アジア系(黄色人種)はワキガ率が低めです。
逆に欧米。白人は10人に8人がワキガ、黒人は100%がワキガという驚きの数字が出ています。……

ワキガの治療法

ワキガ治療には、大きく分けて皮膚を切除する方法と、レーザーを使用する方法、ボトックスを注入する方法があり、施術を受けるクリニックやエステによって変わってきます。
エステでもワキガ治療を行っています。ただ、病院やクリニックでの治療とは根本的にちがい、脱毛の技術を応用して汗腺口を潰す方法になります。
レーザーを使用したワキガ治療のひとつにレーザーサクション法があります。傷跡も小さく、現在日本で行われているワキガ治療の中でも効果は高いとされています。
ワキガ治療の中でも切除治療法は、腋毛が生えている部分を大きく切り取るので、
傷跡も残るだけでなく術後も皮膚が引きつったり、腕がしびれたりなどの後遺症が残る可能性が高いため、今ではあまり行われていません。
ワキガ治療は保険が効かないことが多いため、ほとんどの場合は自費での治療になります。もし、保険の適用を考えるのなら皮膚科や形成外科に相談をしてみましょう。
保険を適用できるワキガ治療法として知られる方法には、剪除法があります。自費で受けると25〜30万円ですが、保険を適用させると3〜5万円の治療費で済みます。

ワキガの緩和方法

ワキガ治療の方法や注意点についてご紹介しましたが、それぞれの方法に特徴がありますから、大切なのはきちんと相談をして決めることです。
また、ワキガの症状が軽い場合なら、根本的な治療ではありませんが、クリームやスプレーなども最近は効果の高いものが市販されているので試してみてはいかがでしょうか?
ストレスや飲み過ぎは発汗を激しくするためワキガの直接的な原因になりやすいです。
ワキガの原因になる脂肪分はたくさん腋の下から分泌することになるため、食事には要注意!
肉類をはじめ脂っこい物ばかり食べるのは助長するようなものです。アメリカ人にワキガが極端に多いのも、肉食メインの食生活だからという説もあるくらいです。
よって、自分でできる対策として次のことをしてみよう!
お酒をあまり飲まない、ストレスをできるだけためない、デオドラントをつかう、夏場やスポーツの後はシャワーを浴びる、腋毛の処理をおこたらないなど
自分でできることもあります。その日の一歩がコンプレックスを遠ざけます。

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